◆◆◆賃金◆◆◆ 最低賃金と年功序列賃金
結論から言う。
年功序列賃金は正しい。
歳を食っているからとか、長年やって
いるからなどの理由からではない。
年長者には年長者の強みがある。
皆が皆、強みを持っている訳ではなく、使えない年長者も数多くいるが、だからと言って年長者と若年者が給料が同じで良いと言う事にはならない。
能力のない年長者に無駄な賃金を払う事にも意味がある。
組織の維持、職務の遂行や指示系統の為のランク付けだ。
また、長年勤め上げなければ給料は上がらない、逆に長年勤め上げれば給料は上がる。
こうする事により人材の流出に歯止めを掛けて、ひいては無駄の削減につながるのだ。
もちろん、若年者でも能力の高い者はいるだろうが、果たしてそのような人間が、いつまでも同じ会社にいるだろうか。
能力の高い者にはそれなりの将来のヴィジョン(幹部への道)を示してやれば良く、最初から高い給料を払う必要はない。
それを邪魔しているのが最低賃金の制度だ。
これは悪法以外の何者でもなく、やるのであれば最低賃金と同時に年功加給もやる必要がある。
まあ、頭の良い経営者は、わざわざ法律で決めなくても、自分なりの方法で人材を集めて維持しているだろうとは思いますが。